「セミナー」「現場を測定・分析し課題と改善案を提案する」2つを、組み合わせたのが1日工場診断です。 

 まず、セミナーを通して関係者と科学的な目視検査の考え方、改善の仕方を共有します。セミナー後は、受講された方は、科学的視点にたって、課題や改善の進め方について共通言語で話しをすることができます。その後は、視線を見える化・数値化するツールや検査環境を測定・分析するツールで、「なぜ検査員間でばらつきが大きいのか?」「検査員の多くがなぜ疲労を訴えるのか?」「熟練者や新人は、どのような検査をしているか?」などを、定量的に明確にします。分析結果に基づき、改善の進め方を提案します。 

1日工場診断の一例


「目視検査」は、製品の品質を支える重要な工程です。しかし目視検査の現場では、「目視検査のやり方がわからない」、「疲れるので集中力が続かない」、「ちゃんと見ているのに検出率があがらない」など様々な問題や課題があります。

 実は、目視検査には、正しい理論と方法があるのですが、意外と知られていません。デジタル技術を駆使し、熟練者の検査方法を科学的に分析(目と脳の動きを分析)することで、新人でも熟練者と同じように目視検査が行えるようになります。目視検査を多く改善してきた豊富な経験を活かし、正しい目視検査の理論を詳しく解説し、世界トップシェアを誇るトビー・テクノロジー社のアイトラッキング(視線計測機器) などを用いて、貴社の目視検査工程を診断します。

 前半のセミナーでは、「カンやコツ」に頼る目視検査から脱却し、「疲労が少なく、見逃しがなく、生産性が高い検査方法」を習得することができます。また熟練検査員になるための訓練方法も習得することができます。 さらに、先端企業で行っている目視検査の見える化・データ化による成功事例もご紹介します。

  後半の工場診断では、アイトラッキングなどを用いて、貴社の工程を分析。「どのように、検査員が目視検査をしているのか」「熟練検査員と新人検査員とでは、どのように検査方法が違っているのか」「検査員間のばらつきや生産性や見逃しの課題について、どこに原因があって、どのような改善をすればよいのか」診断を行います。

 中小企業の皆様には、中小企業診断士として、国の補助金や各県のアドバイザー制度を活用した支援をお受け頂けるようご支援します!

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